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# 普及センター技術情報

農場の衛生管理を万全にしよう

 

 伝染性疾病発生予防だけでなく、子牛の下痢、乳房炎予防にも日頃からの適切な飼養衛生管理の実施が重要です。

 

1.衛生管理区域の衛生状態確保

 

(1)衛生管理区域とは?

 

 家畜に直接関連する区域で、病原体侵入防止のため重点的に衛生的な管理が必要な区域です。
 畜舎、飼料タンク、倉庫、生乳処理室、堆肥化施設等が含まれます。

 

(2)出入口の衛生徹底(石灰散布)

 

 農場出入口の消石灰散布は立ち入る車両の消毒に有効です。
 消石灰は空気中の水分を吸収し、徐々に効果が薄れていきますので、定期的に散布してください。
 また、タイヤ外周が白くなる程度(4〜5m)の幅の散布が必要です。

 

(3)通路等の泥濘化防止

 

 農場内が泥濘化していると石灰塗布タイヤ消毒も効果を発揮できません。
 ぬかるみを取り除いて砂利を敷くなどして、泥濘化防止に努めましょう。

 

 

 

(4)作業動線の分離または作業順序の徹底

 

 給餌とふん尿搬出の作業動線が重なると、牛が病原菌に触れるリスクが増えます。
 ふん尿搬出機械を給餌の作業動線に出入りさせない、重なってしまう場合はふん尿搬出直後に給餌車両を通行させず、農場内道路をこまめに清掃するなどの配慮が必要です。


(5)器具の清掃、消毒

 

 牛に接するミルカー、清拭タオル等の搾乳器具はもちろんのこと、ほ乳ビン、バケツ等は使用後すぐにミルカー洗浄と同様の手順で洗浄し、消毒しましょう。
 フマル酸等洗剤液への浸け置きも有効です。
 搾乳時の1頭1布と同様に、ほ乳器具も頭数分あると望ましいです。
 その他、作業に使うスコップ類、容器類、保定用具も定期的に洗浄、消毒してください。

 

(6)空ハッチ等の清掃、消毒

 

 ハッチは使用後にふん、敷料を十分に除去、洗浄しましょう。
 石灰乳塗布も望ましいです。
 使用床面は乾燥を心がけ、可能な限り、設置位置は移動させてください。
 育成舎等、畜舎の壁面に付着したふんは感染リスクのひとつです。
 定期的に汚れを剥いで落とし、消石灰等で消毒してください。

 

 

2.野生動物からの感染防止

 

(1)通り道、住みかを無くす

 

 畜舎周辺に不要物があると小動物の住みか、通り道となります。
 整理整頓を心がけましょう。

 

 

(2)窓、出入り口からの侵入防止

 

 防鳥ネット設置、忌避システムの利用などにより野鳥侵入を防ぎましょう。

 

(3)飼槽、水槽、ウォーターカップ等を清潔に保つ

 

 重要なのは野生動物のふん等が飼料、水に混入しないことです。
 飼槽、水槽をこまめに清掃して清潔に保ち、給餌の際は飼槽に野生動物のふん等汚れがないか確認してください。

 

3.立ち入り毎の長靴消毒

 

 畜舎に入る時毎に踏み込み消毒槽で長靴を消毒し、舎内への病原持ち込みを防正しましょう。

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