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# 普及センター技術情報

サシバエの対策について

 

 ハエ(サシバエ)は、頭部に吸血用の針を持ち、雌雄ともに血液を餌とし、気温が高まると短いサイクルで発生します。(表1)

 


 特に乳牛ではサシバエによるストレスから生産性の低下を引き起こす為、しっかりとした対策が必要になります。
 ハエの対策で大切な事は「予防」です。
 ハエの駆除の対象として重要なのは、成虫よりもむしろ幼虫やサナギであり、薬剤を使用する化学的駆除を始める時期もハエの幼虫が増え始める少し前(5月)からの対策が重要となります。(図1・表1)

 

 

1.発生場所

 

  牛糞が溜まりやすく、掃除しにくい場所

 

(1)堆肥舎・周辺の草むら

 

・十分な切り返しをおこなっていない堆肥の堆積場所や機械が入りにくい場所は、サシバエの発生源になります。
 特に堆肥舎の壁際では糞が溜まりやすく、サシバエの越冬場所にもなります。
 また、サシバエは吸血時以外は、周辺の草むらなどで休憩します。

 

(2)哺乳子牛の飼養場所、飼槽やウォーターカップの下、柱の周りなど

 

・幼虫は水分の多い所、さなぎでは比較的乾燥した所に多い。

 

2.サシバエの害

 

(1)吸血による痛み。

(2)吸血を避けるために牛が、一箇所に集まる事によるヒートストレス。

(3)ゆっくりと横になって反芻できない、十分採食できないため栄養的ストレスから乳房炎、繁殖障害を招きます。

(4)何度も吸血を繰り返すため牛白血病ウイルスの伝搬を助長します。

 

3.発生源対策について

 

4.物理的方法

 

・防虫ネットの使用、スコップ等で掃除、牛舎周辺の草刈り、トラップの設置、電撃殺虫機等の器具により駆除。

 

5.化学的方法(殺虫剤散布による駆除・図2)

 

 

(1)幼虫剤

 

・幼虫の発育を阻害。
 幼虫の発生場所に定期的に散布します。

 

(2)成虫剤

 

・サシバエの発生に対して、有機リン系、ピレスロイド系の殺虫剤を適時使用します。

 

(3)ベイト剤

 

・残留効果のある殺虫剤をサシバエが止まる壁や柱等に塗布します。

 

6.放牧牛への対策(畜体保護)

 

・プアオン製剤(駆虫薬)の牛の背中への塗布や、ベルタックなどのイヤータグには、忌避効果があります。

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