# 平成30年度 第1回地区別学習会
2018.07.27 Friday
6月6日、広尾町農村環境改善センターで第1回地区別学習会が開催されました。
今回は「育成体測プロジェクト結果より(1)子牛発育の傾向と対策」をテーマに、(株)清流酪農サービス代表取締役 海田佳宏氏が講師となり行われ、町内の生産者ら20名が参加しました。
今回のテーマは、町内で実施された育成牛の体測の結果を基に町内の傾向や子牛発育の目的、子牛の増体を確保する事でどのような影響があるのか、などについて紹介いただきました。
子牛の増体を確保する事で、健康問題の減少・廃用の減少・繁殖効率の向上・将来的な乳量向上に反映されるとのことです。
よく、子牛発育の目標は体重は2か月齢で生時体重の倍、体高は生時体高に+10cmと言われていますが、町内で行った体側の結果からは農場間での差が大きいことが明らかとなり、出生後2カ月で80kgに達している農場は町内の41%との結果でした。
子牛の増体確保のためには母体・分娩・初乳・哺育、栄養(ミルクの質やスターター)・健康(下痢、肺炎)・衛生・離乳の管理が必要とされており、母牛の体調によって生まれてきた子牛にも影響があるとのことでした。
詳しい内容についての学習会資料は農業支援課にありますので、興味のある方はお問い合わせ下さい。