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子牛の寒冷対策 その2

 以前の号においても触れさせていただいておりますが、現場で実践されている子牛の寒冷対策の一部をご紹介します。

 

1.力−フウォーマーの利用

 カーフウォーマーとは、出生直後の新生子牛の乾燥、加温を目的した装置のこと(写真1)で、最近は事業の補助も後押しして、導入する農場が増えています。


 出生直後の子牛は体脂肪率が3%前後と皮下脂肪の蓄積が少なく、体の表面積が体積に比べて人きく、冷えやすい体型であるといえます。
 また、出生直後の子牛は母胎内の38℃から一気に外気温に曝されます。
 正常な子牛でも気温20℃で産まれて生後12時間で1℃も体温が低下することが報告されており、冬期間は出生後の体温低下がさらに顕著になることは容易に想像がつきます。
 カーフウォーマーによって乾燥、保温することで、出生後の寒冷ストレスを回避し、その後の疾病リスク低減効果を実感している声も聞かれます。

 

2.ほ乳量を増やす

 ほ育牛の適温域は13℃〜25℃で、下限の13℃を外気温が下回ると熱産生を始めるといわれています。
 換言すると、外気温が13℃を下回ると、増体に向けられるはずだった摂取エネルギーが体温を維持するために使われてしまうということです。
 対処として、冬期間は寒冷によりエネルギーをロスする分、ほ乳量を1割〜2割増やすことが推奨されています。

 

3.体熱の環境への放射、冷たい床への熱伝導を防ぐ対策

 敷料を豊富にすること、カーフジャケットを着せることは、体熱が外気に逃げるのを緩和させます(写真2、3)。


 また、赤外線ヒーターなどの保温器具を設置して、子牛の周りの温度を上げること、寝床に断熱性資材を敷いて冷たい床への熱伝導を防ぐことも寒冷対策として有効な技術です(写真3、4)。

 

| - | trackbacks(0) | 17:37 | category: 農業 |
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