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# 新年の挨拶

広尾町農業協同組合代表理事組合長
萬亀山正信

 

 組合員の皆様には、輝かしい新春をご家族皆様で迎えられたことと存じ、心からお慶び申し上げます。
 また、旧年中は当JAの運営に対しまして特段のご理解とご支援・ご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。
 昨年は、春先から春耕作業なども順調に進み、6月に入って若干降雨の日が続きましたが一番牧草の収穫時期には天候も回復し、収量は若干少なかったものの良質な粗飼料を確保することができました。
 また、小麦についても気温が比較的高温で推移し、晴れの日が多く十分な日照時間が確保できたことにより史上最高収量を記録した平成27年度産に迫る収量を確保することができました。
 飼料用とうもろこしについては、順調に生育は進んでいたものの、9月中旬に本道に上陸した台風18号の強風により、収穫を目の前に約7割が折損もしくは倒伏するという大きな被害を受けましたが、早期収穫に向けた生産者の皆様の大変な努力もあり、倒伏等による品質の低下は最小限にとどめられたものと考えており、そのご労苦に対して改めて敬意を表するところであります。
 馬鈴薯及び甜菜など、その他農産物につきましては、天候条件にも恵まれ、いずれも平年を上回る収量を確保することができました。
 生乳生産は、一昨年の品質が低下した粗飼料の影響もあり、前年を下回る乳量で推移してきましたが、飼養管理の徹底など生産者皆様のご努力と併せて、昨年収穫された良質な粗飼料に切り替わったことにより生産量は徐々に回復し、平成29事業年度末では前年を上回る58,300トンを見込んでいるところであります。
 家畜生体販売においても、引き続き高値で推移したことにより、販売総額も前年を上回り、農畜産物を合わせた農業総生産額は初めて75億円を超える見込みとなっております。
 これもひとえに組合員皆様の営農に取り組む強い意欲と日頃からのご努力によるものと改めて深く感謝を申し上げますとともに、心から敬意を表するところであります。
 農業・農協を取り巻く環境は、一昨年にも増して大きく変化し、昨年7月に大枠合意された日欧EPA交渉が12月に妥結し北海道農業への影響が心配されている中、米国は抜けたものの日本を含む11カ国によるTPP(環太平洋経済連携協定)の大筋合意に向けた交渉が進められるなど、将来に向けた不安が一層広がっている状況となっています。
 国内的には、加工原料乳に対する生産者補給金制度が50年ぶりに見直され、新たな補給金制度を盛り込んだ改正畜産経営安定法が成立し、4月からの施行に向けた諸条件に対する交渉が進められているところであります。
 また、昨年10月の衆議院総選挙において、政権与党であった自民・公明合わせて過半数を大きく上回る310議席を獲得し、与党大勝の結果を背景に、規制改革推進会議などによる農協改革に向けた様々な要求が今後も強まってくることが予想されます。
 このような情勢を踏まえ、JAグループ北海道としても農家組合員の不安を払拭するため、政府に対する働きかけを強めるなど、必要な農政運動を強力に展開していくとともに、農家組合員の所得向上を主眼においた改革を加速的に取り進めることとなっており、当JAとしても昨年開催されたJA北海道大会実践フォーラムに役員が参加し、実践する課題について共通認識を深めるとともに、組合員皆様の所得向上と経営安定化に向けて一層の取り組み強化を図って参りますので、引き続きご理解とご協力をお願い申し上げます。
 昨年は、町内でも規模拡大に向けた大型施設投資や複数戸の生産者が将来を見据えて共同で運営する育成預託法人を立ち上げるなど、生産基盤の強化と省力化に向けた環境整備が進められた1年でもあり、大変喜ばしいことでありますとともに、今後の本町農業の持続的発展に寄与するものと期待しているところであります。
 また、組合員の皆様にご理解を頂きながら進めて参りましたAコープ店舗の新築工事も着手することができました。
 諸手続などの関係から外構工事も含めた完成及び開店は本年5月末の予定となりますが、組合員の皆様が作られる野菜や加工品などを販売出来る直売スペースも確保しておりますので、販売物の提供も含めてご協力をお願い申し上げますとともに、新しい店舗が農村地域の活性化につながり、広尾町農業を町内外にアピールできる拠点となるよう取り組んで参ります。
 平成30年はJAグループ北海道が掲げたメインテーマ「北海道550万人と共に創る力強い農業と豊かな魅力ある農村」の実現に向けた仕上げの年となり、当JAの第10次農業振興計画の中間年度であり、本町においても高齢化や後継者不在等による組合員戸数の減少が予測される状況の中、従来にもまして役職員・組合員が一致団結してJAに結集し、お互いの英知を出し合いながら、課題に向かって取り組んでいくことが必要であると考えており、本年も組合員皆様のご意見を頂きながら役職員一丸となって各事業を取り進めて参る所存ですので、引き続きご理解とご協力・ご支援を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
 最後に、本年も昨年と同様に良好な天候に恵まれ、大きな災害もなく稔りの多い豊穣の1年となりますよう、あわせて組合員の皆様、ご家族皆様のご健勝とご多幸、益々のご活躍を心からご祈念申し上げ、新年にあたってのご挨拶といたします。

 

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