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# 普及センター技術情報

「土づくり」のための土壌診断サンプル採取方法と有機物施用の効果

 

 収穫が終わった時期は、土壌診断用の土壌サンプルを採取できる貴重な時期です。
 また、次の作付に向けて、「土づくり」を行う時期でもあります。
 たい肥、緑肥を積極的に施用しましょう。

 

1 土壌診断用サンプル採取の注意点

 

(1)時期

 

 土壌診断を正確に行うため、土壌サンプルの採取は、施肥の影響が最も少ない収穫後のほ場で行います。

 

(2)採取地点・方法

 

 広いほ場の中で少量のサンプルを取る場合、正確な土壌診断が行えないことがあります。
 ほ場の複数地点で土壌サンプルを採取、混合することで、ほ場内の土壌成分のバラツキを平均化できます。
 5地点で土壌を採取(対角線採土法)、混合し、1kg程度のサンプルとします(図1)。

 


 採取する際は、畑地の場合表土2〜3cmを取り除き、その下約10〜30cmの作土深の土壌を採取します。

 

2 有機物の施用効果

 

 たい肥、緑肥がもたらす土壌環境改善の効果は非常に大きいものです。

 

(1)銅、亜鉛、マンガン等の微量要素が供給されます。

(2)腐植が増え、養分保持容量が高まり、養分の流亡を防ぎます。

(3)腐植は土の粒子をまとめる役割があり、団粒を形成します。

            これにより、保水性、透水性、通気性を向上させます。

(4)微生物の活性が高まり、数や種類が増えます。 

            微生物同士が干渉し合い、病原菌は増殖が抑えられます。

 

 緑肥の中には、土壌改良剤として、特異的な効果をもたらすものもあります(表1)。

 

 

3 有機物施用に伴う施肥対応

 

 たい肥による窒素の放出は、微生物の分解によるので肥効は数年に及びます。
 例えば、たい肥の窒素肥効率を20%とした場合、たい肥中の全窒素の20%は、すき込み後1年目で肥効が期待され、残りの80%の窒素分はゆっくりと土壌に放出されるため、2年目以降にも肥効が及びます(表2)。

 

| - | trackbacks(0) | 13:13 | category: 農業 |
# 農作業事故防止に努めましょう!

1.農道等を通行するときの注意点


 ・急がず、あせらずに運転しましょう。
 ・路上では交通規則を守り安全運転に努めましょう。
 ・後方の反射材の泥を取り除き、追突防止に注意しましょう。
 ・見通しの良い交差点ほど、「しっかり止まって、はっきり確認」を行いましょう。
 ・農道など狭い道路は、路肩に注意しましょう。
 ・作業機やトレーラーに人を乗せて運んではいけません。

 

2.農業機械等の操作に関する注意点


 ・農業機械等の点検や整備のときはエンジンを停止した状態で行いましょう。
 ・圃場出入り口の傾斜方向に対して平行に進入しましょう。
 ・異音の発生など機械器具の異常を感じたら、無理に操作せず、安全を確認しましょう。

 

3.農作業中の注意点


 ・作業に適した服装と保護具の着用で安全作業に努めましょう。
 ・一人作業の場合は、メモを残すなど、どこで作業をしているか家族にわかるようにしましょう。
 ・作業を始めるときは、周囲に人がいないことを確認しましょう。
 ・適度な休憩を取り、無理のない作業をしましょう。

 

4.農業用車両に関する注意事項


 ・整備不良がないか点検しましょう。
 ・車検の期間が切れていないか確認しましょう。
 ・自賠責保険や任意保険に加入されているか確認しましょう。

| - | trackbacks(0) | 13:09 | category: 農業 |
# 小麦収穫終わる

 本年の秋まき小麦は、春先こそ天候に恵まれ生育が順調だったものの、6月中旬から7月中旬までの降雨、曇天により生育は遅れ気味に推移し、平年より1日遅い8月3日より収穫が始まりました。
 収穫作業は順調に進み、降雨による1日の休みを除いて、大きな事故やトラブル等も無く、8月6日には延べ3日間の収穫を終える事が出来ました。
 本年の作柄は、開花期以降の天候不順により実が入らず、また、7月下旬から8月上旬までの高温により未熟粒が成熟前に乾燥してしまい細麦も発生していましたが、町内の平均粗原反収は9.4俵とまずまずの結果となりました。

| - | trackbacks(0) | 11:59 | category: 農業 |
# 普及センター技術情報

サシバエの対策について

 

 ハエ(サシバエ)は、頭部に吸血用の針を持ち、雌雄ともに血液を餌とし、気温が高まると短いサイクルで発生します。(表1)

 


 特に乳牛ではサシバエによるストレスから生産性の低下を引き起こす為、しっかりとした対策が必要になります。
 ハエの対策で大切な事は「予防」です。
 ハエの駆除の対象として重要なのは、成虫よりもむしろ幼虫やサナギであり、薬剤を使用する化学的駆除を始める時期もハエの幼虫が増え始める少し前(5月)からの対策が重要となります。(図1・表1)

 

 

1.発生場所

 

  牛糞が溜まりやすく、掃除しにくい場所

 

(1)堆肥舎・周辺の草むら

 

・十分な切り返しをおこなっていない堆肥の堆積場所や機械が入りにくい場所は、サシバエの発生源になります。
 特に堆肥舎の壁際では糞が溜まりやすく、サシバエの越冬場所にもなります。
 また、サシバエは吸血時以外は、周辺の草むらなどで休憩します。

 

(2)哺乳子牛の飼養場所、飼槽やウォーターカップの下、柱の周りなど

 

・幼虫は水分の多い所、さなぎでは比較的乾燥した所に多い。

 

2.サシバエの害

 

(1)吸血による痛み。

(2)吸血を避けるために牛が、一箇所に集まる事によるヒートストレス。

(3)ゆっくりと横になって反芻できない、十分採食できないため栄養的ストレスから乳房炎、繁殖障害を招きます。

(4)何度も吸血を繰り返すため牛白血病ウイルスの伝搬を助長します。

 

3.発生源対策について

 

4.物理的方法

 

・防虫ネットの使用、スコップ等で掃除、牛舎周辺の草刈り、トラップの設置、電撃殺虫機等の器具により駆除。

 

5.化学的方法(殺虫剤散布による駆除・図2)

 

 

(1)幼虫剤

 

・幼虫の発育を阻害。
 幼虫の発生場所に定期的に散布します。

 

(2)成虫剤

 

・サシバエの発生に対して、有機リン系、ピレスロイド系の殺虫剤を適時使用します。

 

(3)ベイト剤

 

・残留効果のある殺虫剤をサシバエが止まる壁や柱等に塗布します。

 

6.放牧牛への対策(畜体保護)

 

・プアオン製剤(駆虫薬)の牛の背中への塗布や、ベルタックなどのイヤータグには、忌避効果があります。

| - | trackbacks(0) | 14:07 | category: 農業 |
# 普及センター技術情報

ポイントを押さえた搾乳作業の実践を!

 

 乳房炎は、乳牛の生産性低下に伴う経済的損失だけでなく、作業者の精神的ストレスにつながります。
 限られた労働力や作業環境のなかで乳房炎を予防するためには、主に

 

(1)適切な搾罰方法

(2)衛生的な飼養環境

(3)乳牛の健康

 

が大切になります。
 今回は「搾乳方法」についてとり上げます。

 

1 乳頭先端の損傷は深刻な影響を与えます

 

 乳頭先端の損傷(写真1)は、乳房炎発症のリスクを高めます。


 乳頭が傷んでいると乳頭清拭の際に牛が痛がるため、きれいに拭くことすらできません。
 これは搾乳刺激の不足を意味します。
 さらに、黄色ブドウ球菌などの「細菌の褄み家」になってしまいます。
 乳頭先端の損傷は、搾乳システムの異常(調圧器やパルセータの異常、高い真空圧など)のほか、不適切な搾乳方法によっても生じます。

 

2 搾乳作業でとくに大切なこと

 

 乳頭損傷を減らし、乳房炎発症のリスクを下げるために、良質乳生産者が共通して行っている搾乳作業のポイントを図1にまとめました。

 

 

 ポイントは、十二分な搾乳刺激と過搾乳の防止により乳頭先端を損傷させないこと、確実なディッピングにより乳頭を殺菌することです。
 牛は変化を嫌う動物です。
 作業者全員で同じ作業を行うことが大切です。

 

 気温が高く、乳房炎が多く発生する時期となっています。
 乳頭先端の状態を意識的に確認して下さい。
 とくに初産牛の乳頭先端が傷んでいる場合、深刻な状態にあると考えるべきです。
 搾乳方法の見直しも含めて、何らかの対策を打つことが大切です。

| - | trackbacks(0) | 13:59 | category: 農業 |
# 学童農園植え付け作業行われる

 5月17日、広尾町ふれあい農園内で広尾小学校の1年生によるジャガイモ・人参・玉ねぎの植え付け体験学習が行われました。
 参加した小学生は、初めて行うジャガイモ等の植え付け作業を服の泥汚れも気にせず楽しみました。
 なお、7月上旬に農園の除草作業を行い、9月中旬に収穫作業を行う予定となっています。

| - | trackbacks(0) | 11:55 | category: 農業 |
# 東豊似牧場 乳牛入牧

 5月11日、東豊似町営牧場において一斉入牧が行われました。
 今年も雪解けが早く牧草の生育は順調に進み、例年とほぼ同時期の入牧となりました。
 今回は、東豊似牧場のみの入牧となっており、期間内受入頭数は226頭の予定となっています。
 入牧の初日は放牧に慣れていない牛もおり、広々とした草地を駆け回っていましたが、新鮮な牧草をたくさん食べ、これからの5ヶ月間で大きく成長し、広尾町の生乳生産に貢献されることを期待しています。

| - | trackbacks(0) | 11:52 | category: 農業 |
# 普及センター技術情報

耕盤層対策からの土壌改良

 

 近年、経営規模の拡大に伴い、農作業機等の大型化も進んできています。
 それに伴い、ほ場では耕盤層が形成されやすく、排水不良の問題も発生します。
 今回は、耕盤層対策についてふれたいと思います。
 耕盤層とは、機械踏圧によってプラウ耕が届かない地中30cm〜60cmの範囲にできる堅密な層です。
 場所によっては地中10cmと浅い所にできることもあります。
 耕盤層ができると、ほ場の透水性が妨げられ、湿害や干ばつ害を受けやすくなります。
 また、その下には作物の根は伸びず、生育に必要な養分や水分を十分に吸収できなくなり、収量性の低下につながります。

 

〈 耕盤層の調査方法 〉

 

 耕盤層の有無を確認する方法として、(1)「山中式土壌硬度計」(写真1)での測定方法と(2)「貫入式土壌硬度計」(写真2)での測定方法があります。


 (1)は、穴を掘り土壌断面に硬度計を刺して、ち密度が20mm以上になる層を耕盤層と判断します。
 (2)は、穴を掘ることなく、地表から刺し込む簡易式の硬度計です。
 貫入抵抗値が1.5Mps以上で耕盤層と判断します。
 左グラフの例では、耕盤層が深さ25cm〜45cmの範囲に形成されていることを示しています。

 

〈 耕盤層対策の効果と注意点 〉

 

 耕盤層対策の代表的な方法として、「心土破砕」という耕盤層に切れ目を入れる方法があります。
 左の表1を参考にして実施してください。
 また、施工の際は、降雨後に慌てて行っても効果が低いので、数日間雨の予報がなく、ほ場が乾いている時に、人が歩くほど(時速2〜3km/h)のスピードで、なるべくゆっくりと行ってください。
 耕盤層が破砕されると、排水性の改善や根の伸長促進、生育向上・増収効果が期待できます。

 

| - | trackbacks(0) | 16:37 | category: 農業 |
# 普及センター技術情報

農場の衛生管理「消毒」について

 

 これから、本格的な夏を迎える前に、農場の衛生管理を今一度確認し、伝染病の発生を抑制しましょう。
 農場内へ病原体を持ち込ませないことが農場防衛においては重要です。
 サルモネラ症やヨーネ病などの病原菌は、出入りする車や人を介して農場へ持ち込まれます。
 農場の衛生状態向上と伝染病蔓延の防止の観点から、農場内への部外者の立ち入りや、車両の通行の制限、農場出入り口への石灰の散布をおこないましょう。
 また、牛舎出入り口には踏み込み消毒槽を設置しましょう。

 

○消毒のポイント○

 

(1)消毒の効果を高めるために、特に、有機物の汚れをしっかり落としましょう。

 

(2)種類の異なる消毒液を混ぜない。
 酸性薬剤にアルカリ性薬剤が混ざると効果がなくなります。
 ビルコンなどの消毒液に石灰が混入していたら、即薬剤を交換しましょう。

 

(3)動力噴霧機での標準的な散布量は、一坪あたり4〜6lとされています。(基準使用量は消毒薬の種類により異なります。)

 

(4)消毒薬の使用濃度、使用量は使用説明書に従い、適切に使用しましょう。

 

○カーフハッチの消毒方法○

 

 高圧洗浄機などで、汚れやほこりを落として乾燥後、消毒液を散布しましょう。

 

 

○踏み込み消毒槽の使用○

 

 水道や洗浄用の水槽で、長靴の汚れを落としましょう。

 


 長靴は、消毒液に十秒以上浸けましょう。

 

| - | trackbacks(0) | 16:46 | category: 農業 |
# 普及センター技術情報

牧草地の植生を保つために

 

経年草地の維持管理

 

〜牧草の種類に合わせて施肥〜

 チモシー主体草地では、1番草収量が多いので施肥量は春が多く、1番刈り取り後はその半分を施すのが一般的です。
 オーチャート主体草地では、刈遅れると嗜好性が低下します。
 3回刈ることを前提に、5月末に1番草を刈って、40〜45日ごとに利用していきます。
 施肥量は3回均等に施します

 

〜マメ科牧草は窒素を供給〜

 マメ科牧草は根粒菌によってイネ科牧草が吸収できる無機態窒素を供給します。
 アカクローバーは、は種2〜3年の収量性、シロクローバーは地際部を広く覆い雑草の侵入を防ぐと共に収量向上に貢献します。
 マメ科率が15〜20%の混播草地では、年間2〜4kg/10aの無機態窒素を供給します。
 マメ科牧草の維持のためには石灰質資材を投入することも重要です。
 施用時期は秋が最も良いですが、春でも可能です。
 春の場合は早春追肥の後、一雨後または2週間後に行います。
 施用量は土壌診断に基づいて行います。(表1)

 

 

〜早春の施肥管理〜

 早春の施肥管理は萌芽時期の施肥が最も収量が多くなります。
 施肥が遅れれば遅れるほど、収量が減少する傾向が見られます。(図1)

 

 

 平年の萌芽期は4月20日です。
 雪解け後、トラクターが草地に入れるようになれば、速やかに肥料散布ができるように準備しましょう。

 

〜ふん尿の有効施用〜

(1)基本にマメ科の割合別による施肥標準を参考にします。(表2)

 


(2)草地に施用したふん尿量を把握します。
(3)表3より草地に還元した肥料成分量を計算します。

 

 

(4)施肥標準から(3)を引いたものが化学肥料による年間施肥量です。
(5)(4)の施肥量は年間施用量なので、チモシー主体草地ではその2/3を春に施用します。

| - | trackbacks(0) | 17:42 | category: 農業 |
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